50代 初めて一人で映画を見て 大号泣する。

 一人で映画

まだまだ 初めての一人暮らしが続きます。


ちょうど 見たいな~と思いながら

見ていなかった映画を見てみようかなと…


昔はよく友達や彼氏と映画館へ見に行ってました。

子供が出来れば、アニメや戦隊もの。

最近は家でも映画が見れますね。

便利な時代です。


そういえば一人で映画を見たことが無いな…

いつも誰かと一緒。

家でビデオを見るのも誰かと一緒です。

それはそれで楽しかったけれど…

自分が見たいものだったかと言えばそうでもなかったのかも。


家事も急いでやる必要もないですし。

ゆっくりと一人で見はじめました。


内容も良かったのですが…

それとは関係なく

なぜか号泣。


自分でもびっくりするぐらいの大号泣。

声を上げてしゃくりあげて泣きました。


いつもは声は出さないように

涙もわからないように泣くんですけどね…


恥ずかしいですよね。

こんな年になって…なぜこんなにも涙が止まらないんだろう。


たぶん、この映画の舞台が知っている土地だったから。

新婚当時住んでいた風景。


もしあの時

あの災害が無ければ

あのまま住んでいたのに…


あの災害さえなければ…

また違った人生があったのかもしれないのに…


子供たちにも違う人生を送らせてあげられたかもしれない…


そんなタラレバを思うと

涙が止まらなくなってしまった…


いえ、命があっただけ幸せなんですよ。

一本 道が違っただけで、それはそれは全く違う被害になってましたから。


私達は幸運だった。

生きてますから。


でもね…

あのまま、あの土地で暮らせていたらと…

やはり思います。


もしかして、生きているだけで幸せと思わなきゃ。

そんな感情がいろんな感情を押し殺していたのかもしれない…


そんなことをわからせてくれた映画になりました。


映画の内容とは違うのに…(笑)


我慢せずに…

感情を出せずに生きていくのはしんどいですよね。

誰だって何かを我慢してる。

元気に笑顔で…。

悲しむ顔はみんなを悲しませる…

そんな思いで今まで生きてきた。


誰もいない家の中で、初めて泣けました。

我慢せずに号泣できて良かったです。

家族がいると泣けませんから。


初めての一人暮らし。

結構いいです。


今のうちにやれることを探します。