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ドツボにはまっていく

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  土曜ドラマ「3000万」 NHK 土曜ドラマ よる10時 「3000万」というタイトルに どんなドラマなんだろう? と思って見てみました。 (↓ここからネタバレ含みます) 初回はホームドラマかな? なんだかゆっくりした展開だわ と思っていたのもつかの間… 家族で車に乗っていた時 バイクに乗った女と接触事故。 女は隙をついて 子どもが乗ったままの車を奪う。 その後 衝突事故を起こし重体。 子どもは無事だったが 女が持っていたカバンを持ち帰ってしまう。 なんとその中には現金3000万円が入っていて… という話。 ネコババしてしまう 家計の苦しい夫婦はさぁどうする。 女はもしかすると亡くなるかもしれない あのお金はどうも犯罪絡みの金らしいし 知らなかったことにすればいいと 一度は返すつもりだった金を そのままネコババしてしまう。 でもその女は意識が回復し 今更警察にも言えず… そうこうしていると 殺人やら闇バイトやらへと 転がっていくことになり・・・ ドラマの展開が絶妙 ドラマの展開が絶妙で 次から次へと 悪い方へと進んでいく。 見ていてしんどくて苦しい。 そもそもがお金を子どもが持ち帰ってしまった。 そこは隠したい。 で、あわよくばそのお金でピアノを買ってあげたい。  (本当に買ってしまうのだけど) 親心からなのがやるせない。 でも盗んだお金で買ったピアノだって子どももわかるし 嘘をついて隠さないといけない子どもも切ない。 善と悪と やるせないことはほかにも… 重体だった女は 自分の祖母が3000万の強盗事件に遭い それを苦に自死。 その第一発見者だった。 悔しくて組織から取り返しただけだと… いわば復讐だった。 なんとも辛い背景で どちらが「悪」で「善」でと決めれないところがまた 見ているものの感情を揺さぶらせる。 脚本が秀逸だと思う。 演技が上手すぎる それにとにかく出ている役者さんの演技が引き込ませる。 特に安達祐実さんが札束の匂いを嗅ぐところ。 すごいリアリティがある。 子どもに対して気を使いながら明るく声をかけ 夫にはイライラして 重大な事は言えずに隠してるのを 微妙な声や表情でこちらにも伝わってくる。 青木崇高さん演じる夫はなんとなく呑気で 音楽関係のことに貯金を使って散財して 奥さんにはフライパンを買ってくるところなんか なんだか変なふうに気を...

はて?と思うことばかりのお話になってしまった

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  虎に翼 とうとう今週で最終回を迎えますが… ほんと最初の頃 弁護士になる頃までは面白かった。 女性が弁護士になる難しさ 仲間との友情 家族のコントなんかも面白かった。 まぁ結婚したところも ちょっと我儘すぎるでしょと思ったけれど まぁ許せる そのあと 女性裁判官になったころから ちょっと脚本家の方の伝えたいことが よくわからない。 はて?とよくセリフにありますが 見てるほうが はて? ですよ。 同性との恋愛 昔もありましたよ でもそんなに声上げなくても なんとなく受け入れて 好き嫌いはあるでしょうけど なんとなーく そうなんだーで 許される時代だったと思います。 認めてよと言わなくても 認めてるよとも言わなくても なんとなく そういう生き方もあるよねと… 生きづらさ 今の時代で生きづらい問題だとされていることを 昔の時代にそのまま当てはめるのは違うと思う。 その時代を生きていない人には 昔の空気感がわからない。 きっとこうだったはずと思うかもしれないけれど 昔のほうがもっと大人な世界でした。 今の時代で主張したいことを詰め込みすぎたんでしょうね。 人を殺してはいけないのか と問いかけられて 奪う側にならない努力をすべきだと答えていましたが それだと尊属殺人の件と矛盾しませんか? なにか噛み合ってない法律論。 事実婚のところもそうでしたが 遺言書の写しを交換する? はて? そんなもの新しく書き換えてしまえば 意味がないですからね。 そんなものが 家族のようなものの証明になると法律家が思うだろうか? もう少し専門家の意見も聞いて話を作って欲しかったですね。

素晴らしかったです ドキュメンタリーなのかと思うほど

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 アンメット アンメット最終回を見終えました。 これで終わってしまうのかという寂しさで 見たくない気持ちもありつつ 結末がバッドエンドでも 受け入れようと身構えながらの 視聴でした。 号泣しすぎ ここからネタバレが入ります↓ ミヤビちゃんがベッドで起きられなかった時は えーーどうなるの??!! とビックリ仰天 からの 落ち着こうとしているのか ヨーグルトを食べる三瓶先生にまた驚き。 これはミヤビちゃんの「心の中に光があったら。お腹が空きます」につながるのかな… 手術が終わり手術室でのみんなの笑顔に泣き… 千葉君演じる星前先生が「覚えてるんじゃない?ミヤビちゃんなら」にまた泣く… 見つめる三瓶先生のつぶらな瞳がうるうるしていて 見ているこちらもうんうんと頷き また号泣。 最後は嬉し泣きでしたが泣き過ぎで 今日は頭が痛いです。 自然な演技 原作漫画は未読なのですが 主人公が違うと言われていました。 結局は二人が主人公だということですね。 三瓶先生演じる若葉竜也さんの演技は前々から注目していました。 とうとう見つかったと言われているファンの方も多いとか? でも今回ビックリしたのはミヤビちゃちゃん演じる杉咲花ちゃんの 自然な演技。 セリフのトーンと言い 間の取り方 表情 今までとは違う演技にびっくりです。 周りの俳優さんたちも合わせたように自然で まるでドキュメンタリーのような感覚でした。 あとカメラワークが映画のようで テレビで無料で見ていいのかと思えるほどの 素晴らしいドラマでした。 まだまだ余韻に浸りながら もう一度見返したいと思います。 「私の今日は明日につながる」 1日1日を大切に。

かなりぶっ飛んでいる フランスのドラマ 6人の女 ワケアリなわたしたち

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 6人の女 ワケありなわたしたち NHK  海外ドラマ 日曜夜11時 がんと生きる6人の女性のびっくり登山を 笑いとともに描くヒューマンコメディー (NHKより) 初回からぶっ飛んだ話 六人の女友達が山登りをしながら人生や秘密が明らかになっていく物語。 初回から自分の夫をひき逃げして そのまま登山に合流する人がいたり 重い骨壺を持って登山する人がいたりと 最初からぶっ飛んだ話で面白い。 服装が… 何よりビックリするのがみんなの服装… 軽装すぎる。 山登りなのに 半袖半パン ノースリーブ フランスの山は アブもヘビも蜂もいないのか? それともハイキングのようなコースなのか? と思っていたら 結構な高山(3500m級なんだそうな) 途中山小屋に泊まって リフトで向かうぐらいの過酷コース。 がん治療中の人もいるはずなのに 大丈夫?? もう見ててハラハラです。 急な雨 間近に落ちる雷も何のその。 次の日まだノースリーブ。 もうそろそろ長袖長パン帽子も被ろう。 ノエミの回 先日はノエミの回でした。 崖から落ちて保険金もらいたいのはわかるけれど あなたの職業 弁護士なのに大丈夫なの? それに保険金支払いの要件を知らない弁護士がいるのか? とこれまたハラハラで話は終わりましたが これからもどんなぶっ飛んだお話が続くのか ちょっと楽しみです。

時代とともに変わりゆく女性の権利

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  虎に翼 やっと朝ドラに面白いドラマが戻ってきました。 なんだかんだといいながら 前回の朝ドラもブツブツいいながら見ていましたが… あのオープニングの人形は怖かったー笑 今回の朝ドラはオープニング曲も映像もいい感じです。 キャラクターが好き とらちゃん演じる伊藤沙莉さんも大好きですが 今作のイチオシは花江ちゃんですね。 花江ちゃん演じる森田望智さん。 喋り方も口の表情もほんとお上手だなー 可愛らしくて いじらしい。 いいキャラ過ぎて ハマってしまっています。 女性の権利 時代とともに変わりゆく女性の権利 立場、生き方… どんな状況でも どんな世でも したたかに生きる。 今も変わったようで変わらないところもあったりと 考えさせられるところがあります。 それにしても この時代の女性の権利のなさには驚きました。 ナレーションが心の声を代弁していてわかりやすいし 劇中劇も毎回面白い(笑)😄 毎朝 楽しみです。

THE DAYS 改めて知り得たこと

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  THE DAYS NETFLIX配信 先日 ある番組で役所広司さんが 『THE DAYS』は 地上波ではできないような内容  配信ドラマには自由がある と言うようなことをおっしゃられていたので 見てみました。 福島第一原発事故 福島第一原発事故を3つの視点で捉えた重層的なドラマ。 役所さんは吉田所長を演じられています。 もう12年も経ったのですね。 映像を見ればすぐにあの時を思い出しますし 総理が何をしたのかも思い出して 見ていてもイライラします。 総理は小日向文世さんが演じられていますが ほんとに演技が上手い。 アメリカにあのようなお願いをしたのかどうか わかりませんがホントだとすれば恥ずかしい。 どうぞ避難してください くれぐれも気をつけてお帰りください と言うのが普通だと思いますけどね− まぁ本当のところはどうなんでしょう? 現場の方へ感謝 様々な葛藤と責任感と使命感 静かな怒りと決意 たくさんの現場の方の命をかけた行動で日本が守られました。 本当に感謝しかないです。 現場が一番わかっているのに 安全なモニター越しに やいのやいのと引っ掻き回すだけの官邸や本店。 テレビでは不確かなワイドショーの情報が垂れ流され ネットではさも見てきたかのような噂が書き込まれる。 そんな中 ぶれずに現場の判断を貫いていただいて本当に感謝です。 偶然に 神が来た ドラマを見終わってから 『吉田調書』(朝日新聞) なるものを 読んでみました。 全く知らなかったのですが なんと  あの燃料プールに水があったのは偶然で 工事が伸びて たまたま燃料プールの横に水が残っていた。 おそらく爆発の影響でプールに水が流れ込んだ。 本当は計画通り終わっていれば燃料プールには水がなくなり 燃料火災で放射性物質が放出し 日本の大半は住めなくなるおそれがあった。 と書いていてもうびっくりです。 確かに自衛隊ヘリからプールに水があるという映像は テレビで見ましたが そんな偶然なことだったとは。 アメリカもあの燃料プールには水が無いだろうと思っていたらしいので ほんとに 神が来た という感じだったんですね。 いまだわからないことが多い 最後 原因がわからないまま暴走は静かに止まったと ナレーションにはありました。 わからないことをわからないと伝えてくれるのも いい脚本だと思いました。 あの時のこ...

VIVANT 誰がどの所属なのか? 頭が混乱中…

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 VIVANT  日曜劇場 夜9時 敵か味方か、味方か敵かー 豪華俳優陣が織りなすアドベンチャードラマ。 今回の舞台はモンゴルから日本までとスケールが大きく 設定も公安からテロリスト、別班なる秘密部隊… と今までの日曜劇場とはちょっと違います。 別班? 『ヴィヴァン』が『別班』だったのは少し強引な気がしますが 別班=自衛隊の非公式精鋭部隊。エリートなのだそう。 初めて聞きました。 本当に存在するものかどうなのか? 本当だとすれば心強い。 「この美しき我が国を汚すものは何人たりとも許さない」 堺雅人さん演じる乃木のセリフが良いですね。 ちょっと時代劇のような感じ。 堺さんに決め台詞はつきものですね。 ドラムがいい味 ドラムがいい味を出しています。 アプリの声と風貌とのギャップがたまりません。 初めてお見掛けしましたがこの俳優さんは 2年前まで現役力士。現在はユーチューバ-だそうで お名前は富栄(とみさかえ)さん。 このドラマ出演後 富栄ドラムと役名をつけて改名されたそうです。 翻訳アプリで会話をするというアイデアも凄いなと思いましたが 表情が豊かで見ているだけで癒されます。 これからどのよう謎と絡んで行くのか楽しみです。 誰がどの所属? とにかく俳優陣が豪華すぎて 誰がどの所属で? 味方か敵か? 混乱中。 テントだった山本も テロリストなのに公安の作戦に乗るかな? 危険じゃない? 桃李くん演じる黒須を簡単に自分の仲間と信じる? テロリストなのに脇が甘い… まだまだ明かされてない 謎が出てきて えーーー!!となる事を期待しながら 考察を楽しんでます。

シッコウ!! あんなに補助者を連れて行くと費用が…

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  ドラマ シッコウ!!  テレビ朝日 火曜日 よる9時 放送。 伊藤沙莉ちゃん主演  織田裕二さん演じる犬嫌いの執行官を 犬担当執行補助者として助けます。 執行官のドラマは珍しいですね。 ドラマでは動産執行がメインですが 不動産執行は経験があります。 強制執行と聞くと 強制的に取り立てができて全額回収! のように思いますが これが結構費用も労力もかかるんです。 執行費用 不動産執行の場合の費用。 差押の登記費用や印紙代 不動産鑑定士がする現況調査代 諸々予納金として50万〜100万ぐらいを裁判所にまず収めます。 なぜお金を取り立てるのに またお金を出さないといけないのか??? とここで思う訳ですが…仕方ない。 費用が嵩むと取り立てたい金額にまで 到底及びません。 それに不動産に買い手がつかなくて 売れないなんてことになると 俗に言う費用倒れということもあります。 動産執行 ドラマでは アパートの明け渡し執行がされていました。 急に鍵を開けられて酷いな〜って感じですが でも実際は何日も前から催告されるそうです。 動産執行の場合は 予納金3万〜5万円。 気になったのが一緒に出動されている補助者の方の費用ですねー。 解錠業者の方などの費用はその都度 別途かかります。 日当2万〜4万円。 あんなにぞろぞろ補助者を連れて行くと 費用が嵩むよね〜と見ていてヒヤヒヤします。 結局荷物の保管代なども債権者の大家が持つことになるので 明渡し1件で50万〜100万ほど掛かることもあるようです。 ドラマでは住民の方が可哀想で肩入れをしたくなりますが 大家さんも大変です。 結局回収できない 動産を差し押さえても 売却できないものばかりだと 滞納家賃分まで回収できません。 あの大家さんも回収できたかどうか‥。 費用がかかるなーと思いながらも 伊藤沙莉ちゃんが可愛いので🐶 日当もらってよかったねと ほっこりしてます。

御手洗家 炎上する(ネタバレあまりなし)

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  御手洗家 炎上する あらすじ 13年前の火事は本当に母の不注意が原因だったのか? 疑問を抱く娘の杏子は偽名を使い 父の後妻になった冷淡な女性の元で家事代行として働きながら 復讐を企てる(Netflixより) 復讐物が最近好き 最近復讐物が好きなんですよね。 復讐物と言うだけで ワクワクして見てみました。 これが面白い。 エピソード8までありましたが 2日で一気見です。 鈴木京香さん演じる後妻がいい感じです。 あの大胆さと嫌味なところ そして自分の欲望のままに生きていく女性… まあこんな人周りにもいますね。 友達の真似をする 友達に憧れてその人と同じ真似をするって言うシーンがあるんですが 特に学生時代にそんな人がいたな~と思い出しました。 真似したところでその人にはなれないんですけどね。 なぜかよく似た服を着て しぐさまで似せて。 見終わって… 復讐物というけれど 最後はスッキリあっさり ハッピーな感じで終わってしまいました。 結局ミッチー演じる夫が一番悪いんじゃないの? なんて思いました(笑) オススメです。

春ドラマ 「unknown」 吸血鬼でも人間でも相手を理解する難しさは同じ

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 春ドラマ 春ドラマが始まった。 ひとつひとつ見ては見たものの これと言って面白いドラマはなかった。 それでも今見続けようと思っているのは 「unknown」 unknwn テレビ朝日 火曜日 9時 田中圭さんと高畑充希さん W主演 大切な人のすべてを知っていますか? 秘密を抱えた二人のラブサスペンス というキャッチコピーを読んで ちょっと期待していた。 高畑充希ちゃんの秘密はあっさりと 吸血鬼だと明かされ 田中圭くんは殺人事件が隠されている模様。 秘密を明かしながら より理解しあう二人。 吸血鬼でも人間でも一緒 結婚しても相手のことを全部理解できるわけではない。 それは人間同士でも吸血鬼でも一緒。 そんなメッセージのようだ。 長年一緒にいても全てわかりあえているなんてことはない。 自分でも自分のことを理解できていないのに 他人がわかるなんてことは無いだろう。 それでもわかろうとしてくれるのは優しさだ。 今後は殺人事件がどんなふうに絡んでいくのかが楽しみ。 アドリブが多そう かなりアドリブなのかな〜という雰囲気が多い。 これは素で笑ってるでしょという場面とか セリフもこれはカットが掛かるまで喋ってる?とか 演技派の方たちばかりなので それもまた面白い。 ファンタジーかと思えば哲学的だった 吸血鬼との結婚という設定なのでファンタジーなのかと思えば 相手を本当に理解するということの難しさを問いかける ちょっと哲学的なことも織り交ぜながら 連続殺人犯の考察まで投げ込んでくる。 なかなか楽しませてくれそう。

6秒間の軌跡 全くわからなかった

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  6秒間の軌跡 最後まで何一つ理解できなかった。 高橋一生さんは大好きで まだそんなにテレビに出ていない頃から 注目している。 今回の演技も素晴らしかった。 微妙な心情の変化 表情 声 自然な佇まい いつもどおり 何一つ変わりない。 ストーリーが全く? ただ話の内容が 全くわからない。 弟子が見えていると幽霊 見えないと妄想 父と母は離婚後に愛人関係 子供と会えたのになんだか達観している母親 それでもマフラー貰って嬉しい息子 いつもカリカリして逆ギレの弟子 最後の最後まで う~~ん 全く分からなかった。 最後のスタジオセットを俯瞰で見せて 扇風機を消すのも分らない。 ただ一つ 縁側での「航さんに聞いてみようコーナー」は面白かった。 うーん すべてフィクションでしたよと言う意味なのか? 分らなかったなー

100万回言えばよかった 言わなくていい

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 100万回言えばよかった 最終回一つ手前で生き返ったので これは最期にあの言葉を 100万回言うのだろうなと そして最期は消えてしまうのだろうなと 覚悟をしながら迎えた最終回。 それでも切ない。 わかっていても切ない。 最期に言えなかっただろう言葉を 繰り返す佐藤健くん。 お顔がきれいすぎる。 ちょっと 繰り返し過ぎ。 聞いているのが辛かった。 言って別れたいか言わなくていいか どんなに大切な人とでも最期は来る。 今までありがとう… アイシテル… 言って別れる 聞いて別れるのがいいのか… 言わずとも聞かずともわかっているので もう言わなくていいよと思うのか… 私は後者なのであえて聞かなくていい。 言わなくていい。 逆に何も言わずに逝ってほしい。 何も聞かずに こちらで勝手に いつまでも何度でも 想像したい。

インフォーマ 最高

インフォーマ  地上波は最終回がまだなので ネタバレにならない程度に 感想をば… とにかく面白い。 ゾクゾクする。 テンポの良さと展開の早さ。 警察と黒幕の繋がり。 そんな理由で? 家族の絆 家族の絆の話だなと思った。 木原と愛之助…家族の繋がり 新しく繋がった絆と 小さいときの絆… 最後の最後 木原の「兄ちゃん」呼びは切なかった。 森田剛は怖い 森田剛の半開きの口と感情のない目。 ラストシーンの口元のアップ。 本当に怖いw その中でもホッと癒しの ポンコツくん2号はいい仕事をしている。 ぜひみんなに見ていただきたい。 世界配信も決まったようだ。

慈悲なのか? 復讐なのか?

 鎌倉殿の13人 『鎌倉殿の13人』 終わってしまいました。 三谷幸喜さんの脚本はやっぱり面白い。 演出も出演されていた俳優さんたちの演技も素晴らしかったです。 慈悲の心? 政子が義時に薬を渡さず そのまま義時は亡くなってしまった… ネットではあれは慈悲の心だろうと言う声が多いようですが、 私は母親目線で言うと復讐心の方が大きかったように感じました。 復讐心? だってずっと自分の子は病死したと言われていたのに ぽろっと殺された人たちの中に名前を挙げたんですよ。 それも自分が指示を出したと白状する。  「嘘を吐くなら ついた嘘は覚えておいて。」 もう はらわたが煮えたぎるどころか 母親にしてみれば刃傷沙汰案件ですよ。 なにも命まで奪うことは無いじゃない。 その上 後白河法皇の孫まで粛清しようとしている。 鬼なのか? この目の前の男はもう鬼なのか? これ以上小さな子の命を奪うことは止めなければ… と思ったのでは?と 勝手な解釈ですがそう思いました。 薬を床にこぼす 政子が薬を床にこぼすシーンでも こぼれた薬をなめようとしたその時に さっと袖で拭いてしまいます。 義時にすれば 薬を取ってくれと頼んだのに 薬をこぼされて衝撃。 それでもなお這いつくばって床を舐めようとする所を 袖で拭かれて絶望。 別に薬を隠すだけでもいいのに そのまま目の前で薬を床にこぼす。 これ以上ない残酷さを感じましたね。 これ以上もう罪を重ねなくていいですよ 「ご苦労さま」とは言いますが もう生かしてはおけないと言う心情だったのではないでしょうか。 来年の大河は さぁ来年の大河は『どうする家康』です。 またまた楽しみです。

『エルピス』 冤罪はあると思う。

 月10『エルピス』ー希望、あるいは災いー 月曜よる10時放送『エルピス』 長澤まさみさん主演のドラマ。 10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑。 その真実を追いかける社会派エンターテイメント。 舞台がテレビ局ということで報道のあり方や 政治、司法の姿勢をも問いかけるストーリー。 映像もきれい エンディングまで気になる このドラマ 光の当て方が秀逸で映像が綺麗。 それとエンディングが毎回少し変わるんです。 それがストーリーのヒント?なのかどうなのか? すごく気になります。 冤罪はなかなか見抜けない 報道の裏側でこんな葛藤が本当にあるのか?無いのか? その駆け引きも面白い脚本になってます。  裁判資料を読んでアリバイの矛盾点を見つけ 証言などの裏取りをする。 こんな報道関係者がいれば冤罪も少なくなるんでしょうが なかなか冤罪かどうかなんて簡単には見抜けません。 何十年と経ってから「あの事件は冤罪でした。」とニュースになります。 こんな報道を見ても 自白して裁判もしているのに? どうして? と昔は思っていました。 裁判を経験するまでは。 裁判官も色々 私自身 民事事件ですが、かなり長い間裁判に巻き込まれました。 その間に何人もの裁判官に出会いました。 事件の本質を見抜いて矛盾を暴いていく裁判官。(←この裁判官は本当にかっこよかった) 弁護士と馴れ合う裁判官。 裁判中居眠りする裁判官。 色々な裁判官がいました。 真実は分からない わかったことは裁判の中では本当の真実はわからないということ。 ただ事実がある。 それをどう捉えるか。 全員がウソを言ってるかもしれない。 というか裁判では本人は嘘を言っても良いんです。 証人は罰則がありますが… (事実と違っていても証人自身が記憶のとおりに証言すればそれは偽証ではありません。) 本人に罰則はありません。(過料の可能性はあります) そんな中で当事者でもない裁判官が 真実を見抜けるわけがないですよね。  提示された証拠の中で判断するだけ。 裁判官は神でもない。 ただのお役人です。 それに もともと民事裁判は真実を明らかにする場ではない。 紛争を解決する事が一番の役割で なんとなくこっちの言い分を通してあげようか 可哀想だからって感じです。 どうやって判決を下すか 弁護士さんも色々で 事実に沿って理論立てて戦う弁護士。 ...

やっと…穏やかな朝がかえってきた。『舞いあがれ!』

朝ドラ『舞いあがれ!』 新しい朝ドラが始まりました。 主人公は岩倉舞。 東大阪の町工場を営む父と母・兄との4人家族。 引っ込み思案の舞ちゃんが長崎の『バラモン凧』に魅入られ 大空高く飛びたいと夢をふくらませる物語。✈ 東大阪から長崎へ 東大阪のネジ工場の雰囲気も良いですね。 本当に住宅の中に町工場があるんですよね。 ガレージみたいなところが工場だったりします。 隣がお好み焼き屋さんなのも良い設定です。 工場の近くの食べ物やさんは中華屋さんとかお好み焼き屋さんが多いイメージ。 どこも安くて美味しいんですよ。 長崎へ引っ越すのが早くてびっくりしましたが また東大阪に帰ってきてくれるでしょう。 楽しみです。 演技がうまい 子役の浅田芭路ちゃんの演技がまた良い。 唇をぐっと噛んで涙を流す場面なんか 見てるこちらは号泣です。😭 知らない土地でよく知らないおばあちゃんと一緒に暮らすなんて 不安でしょうがないですよね。 優しい子だと 小さいときは自分の意見より 親の意見を聞いちゃうことってあります。 それに自分の体調を考えてくれてのことだから よけいにわがままは言えません… 原因不明の熱はリレーの失敗からかな? 長崎で心も体も元気になってくれるといいなと思います。 穏やかな朝 とにかく 朝が穏やかで穏やかで…(笑) これから舞ちゃんは自分の夢を追いかける展開になりそうです。 やっと「頑張れ〜!!」と応援しながら いい朝を迎えられそうです。

アストリッドとラファエル 文書係の事件録 女性2人の友情

 フランス発ミステリードラマ面白い NHK 日曜日 夜11時から 理論派文書係のアストリッドと熱血警視ラファエルが難事件を解決する フランス発ミステリー。 自閉症のアストリッドは犯罪資料局に務める文書係。 静かで繊細でパズル好き。 天才的な知識と論理的思考で事件を解決に導きます。 一方警視のラファエルは 大胆な行動力と鋭い直感で犯人を追い詰める熱血警視。 二人の個性は全く正反対。 相手を理解する それでも相手の違いを理解しながら 二人で助け合って推理していく その関係性がまた良くて。 特に心を開かないアストリッドが回を追うごとに ラファエルを信頼して距離を縮めて行くところが微笑ましい。 先日の『フルカネリの指輪』の回では ラファエルの誕生日パーティーに誘われたけれど アストリッドはそんな賑やかなところに行くのは苦手。 でも出席したい。 イヤーマフをしながら頑張ってパーティー会場まで到着。 そこで渡したプレゼントが 「指ぬき」(←裁縫で使うあの指ぬきです) ラファエルはちょっとびっくり。 そうですよね。 あまりないチョイス。 ラファエルはソーイング好きという感じでもない… 後日ラファエルはアストリッドに どうして『指ぬき』をくれたの?と尋ねます。 その理由がまた泣ける理由で… いっぱい考えて選んでくれたのでしょうね。 ラファエルは本当に嬉しかっただろうな〜 一緒にいてもわからない 大人になると一緒にいる人や友達が 自分のことをどう思っているのか わからない… でも  あえて聞くこともしないですよね。 そんなときに相手の思いが伝わってくると素直に嬉しいと思います。 わかりあえた瞬間のあのシーンはホント素敵でした。 後日アストリッドも同じ誕生日だと知ったラファエルが アストリッドに送ったプレゼントが 『友情』というタイトルの本。 直球だけどラファエルらしい。 もらったアストリッドの ちょっと誇らしげな表情も可愛かったです。 フランスの景色も声優さんも最高 ストーリーの謎解きもテンポが良く 結構複雑で面白いのですが フランスの景色や建物がまた素敵で 見ていて癒やされます。 それとアストリッドの吹き替え声優さんが 貫地谷しほりさんなのもアストリッドの雰囲気にぴったりで最高です。

朝ドラ『泳げ!ニシキゴイ』で癒やされる

NHK 朝ドラ 『ちむどんどん』 やっと今月いっぱいで終わります。 毎回見るたびに嫌〜な気分。(じゃあ見るなって思うんですけどね…) 心に引っかかったところを『ちむどんどん反省会』で共有して やっぱりそうだよねーと 皆さんも同じ気分だったと納得する毎日。 日テレ朝ドラ ふと朝ドラが始まる10分前に日本テレビのzipを見ていると 『泳げ!ニシキゴイ』というドラマが始まりました。 M−1で優勝したあの『錦鯉』のお二人の半生を描いたドラマらしい。 ふ〜ん・・・・ ふむふむ・・・ ははは〜笑 ぽろり。。。。 面白いじゃないの! 長谷川さん役の森本慎太郎くんもいい味出してる。 渡辺さん役は名字も同じ渡辺大知くん。 元気がもらえて、ちょっとほろりとするような 朝から頑張ろうって思えるような… そうこれ!これ! これが求めていた、そして今まで見ていた朝ドラなんですよ。 心癒される 明日からは『泳げ!ニシキゴイ』を録画して 『ちむどんどん』のあとに見ようと思います。 お口直しというか機嫌直し? これで心が癒やされます。 まぁあと1ヶ月で新しい朝ドラも始まります。 そちらの方に期待しながら最後まで見ますよ。 (もう意地です。ここで止められません笑)

石子と羽男ー裁判って台本があるのご存知です?

 石子と羽男 このドラマ面白いです。 東大卒だけど司法試験に4回落ちているパラリーガルの石子さんと 一度見たものは記憶する高卒弁護士羽男さんのリーガルエンターテイメント。 本当にあったちょっと珍しい裁判事例をもとにしているので 判例も法律解釈も間違っているところがなく安心して見ていられます。 民事裁判経験者としては 特に弁護士さんとのやり取りが凄くリアルで思わずそうそうと笑ってしまいました。 ♯3「ファスト映画を投稿して逮捕」 この回で被告人の大学生が 「悪魔のTシャツ」を着て裁判へ。 悪魔の顔がプリントされているだけなんですが… パラリーガルの石子さんも 「あのTシャツは無い。悪魔ですよ。反省しているように見えない。」 検察官である羽男さんのお姉さんも 「悪魔のTシャツで裁判に出たって?噂になってるよ。」 とさんざん悪態をつかれ… 羽男さん「ハァ…言いましたよ。白シャツに黒いズボンのほうが心象が良いですよって…」 これ物凄くリアルなんですよね。 裁判に出るときは男性は「白シャツに黒いズボンなど…」 女性は「派手めでない服装で…」 これ弁護士さんから言われます(笑) 「裁判長には心象よく」 逆に言えば見た目で判断しますよと言っているようなものです。 なんだかな〜と思いましたね。 尋問に台本あり リハーサル大事 それと羽男さんが被告人である大学生に想定問答集を覚えてくださいと紙を渡していました。 全く違う主張をして羽男さん困ってましたけれど あれ弁護士さんが考えた尋問の台本なんですよね。 ドラマでよくある被告人が証言台に立ち 裁判長や検察、弁護士の質問に答えていく…被告人尋問。 犯人を追い詰め、嘘を暴くなんて緊迫する場面ですが 本当の裁判では事前に弁護士さんと打ち合わせ済みです。 弁護士さんがこう尋ねるのでこう答える… 相手弁護士からもこんな事を聞きますと先に質問が届いています。 そう台本ありきなんです。 実際は弁護士さんが考えた台本通りに答えを覚え、リハーサルして裁判に臨みます。 あまりスラスラと棒読みになると真実味がないので大まかに覚えておいて あまり余計なことは言わないなど弁護士さんもここだけは厳しく注意されます。 弁護士の腕の見せ所 そんな台本がある尋問手続きですが 反対尋問では相手弁護士がわざと厳しい言葉で問い詰めて わざと余計なことを口走るように仕...

権利証 1000万で買い取れとな… 今までの常識を覆すドラマ

 毎朝不機嫌 NHKの朝ドラ ちむどんどん… このドラマ もう見ていてツッコミどころ満載で 毎朝不機嫌になる。  (まだ見ているのかと突っ込まれるかも😅) でも本当に新しいジャンルだと思うようになってきた(笑) 盗まれた権利証 このドラマは1週間に一度なにか騒動が起こる。 なので月曜日に起こった問題は不思議なことに金曜日には収まる。 今週は辞めた従業員が厨房の金庫から店の権利証と売上金を盗み、 その盗まれた権利証を1000万で買い取れと 金貸しがやって来るという展開から始まった。 出来ないと知っている いや〜権利証だけ盗まれても移転登記は出来ませんし 印鑑証明書 売買契約書等がないと法務局は受け付けてくれません。 よく昭和のドラマでどら息子が家の権利証を持ち出す設定がありましたけれど 今はそんな権利証だけでカネを貸すとか家が取られるなんて できないと知ってる人のほうが多いと思う。 それより売上金と店の権利証の入った金庫を厨房に置いておく事のほうが理解不能。 案の定オーナーが「実印は貸金庫に預けてます。買い取りません!」 はぁ〜 だとすればこのシーンは要らないのでは? 唐突すぎる とにかくこのドラマは設定が唐突過ぎてあり得ないことばかり起きる。 あれだけ結婚に反対していた彼氏の母に レストランに来るようお願いしたシーンなど 全くなかったのに突然来るという話になっていて、 見落としたのかと思って2・3話遡って確認してしまった。 ツイッターで調べるとやはりそんな描写はなかったようで同じ感想の方がいた。 でも一番致命的なのは料理だと思う。 主人公の料理の腕前も6年修行した「立派なイタリア料理人」で 作る料理は「美味しい!」とみんなが絶賛するのだけれど 調理する手元はいつまでもたどたどしくお世辞にも美味しそうには見えない。 こんなにセリフと描写がちぐはぐなドラマ初めてだ。 わざと今までのドラマの概念を覆そうとしているのかもしれない。 逆に目が離せない(笑) おまけ 権利証(登記済証 現在では登記識別情報)を 紛失や盗難された場合は 法務局に『不正登記防止申出』をしておきましょう。 警察にも盗難届を出しましょう。