加給年金?! 夫が65歳になると妻が年金支払う? それでも自営業妻には羨ましすぎる…
サラリーマン妻 「 年金支払わないといけない?」
突然姉から
「来月から私の分の年金保険料を支払わないといけないらしい…
それって本当かな?」
とラインが来ました。
姉はずっとサラリーマンの妻。
年金の支払いをしたことがありません。
「急に自分で支払うなんてそんな事ある?
騙されてるような気がする…」
確かに…
サラリーマン妻の年金は会社の厚生年金が負担するので
支払いは無いはずです。
調べてみると…
国民年金第1号被保険者になったから
義兄は今年で65歳になるようで
65歳になると国民年金第2号被保険者ではなくなります。
なので妻は年金第2号の配偶者である第3号ではなくなり
第1号になります。
第1号被保険者になった姉は
60歳になるまでは
自分で国民年金保険料を納めなければならない。
とこういう理屈らしい。
とつらつら説明したのですが…
どうも自分で支払うことに納得行かないご様子。
姉「なんで自分で支払わないといけないのよ💢
なんか嫌😡」
お姉さま、
私のような自営業の妻も同じ第1号。
ずっと自分で支払っているんですよ…
と言いたいのをぐっとこらえ
私「その代わり、義兄さんの年金に加給年金って言うのが足されて年金額が増えるらしいよ。多分39万円ぐらいかな?
保険料支払うのも60歳まで。あと少し。年金保険料払ってもまだ余ると思うよ〜」
姉「そう?それでも、なんだか損した気がするけど…まぁ仕方ないかー」
と落ち着いてくれました。
たしかに今まで支払っていなかったものを支払うのもなんだかな〜?
という気分になると思います。
支払わずに加給年金だけくれてもいいんじゃないかw
なんてことも思いますし😜
それにしても加給年金っていいですよね〜
年下配偶者への家族手当
この加給年金制度は(ざっくりですが)
被保険者(厚生年金20年以上加入)が65歳になったときに
その方に生計を維持されている65歳未満の配偶者がいること
が要件だそうです。
(他にもまだ細かい要件ありますが省略します)
65歳未満の配偶者は主夫・主妻どちらでもいいそうです。
年下配偶者への家族手当と呼ばれているようです。
姉は年下妻。
これから姉が65歳になるまでずっと加給年金が貰えます。
姉のように5歳以上の年の差があると
60歳になるまで年金保険料を支払う期間がありますが、
たとえ支払ったとしても
スゴくお得ですよね。
年下で良かった〜なんて
こんな制度があるなんて初めて知ってびっくりしました。
国民年金は対象外
この制度、国民年金は対象外なんです。
厚生年金だけです。
いくら年下妻でも国民年金被保険者ではもらえません。
羨ましすぎる…
年金の仕組みはホント知らないことが多すぎます。
この加給年金も、何かの要件に引っかかると支給停止になるケースがあるようです。
年金制度って難しすぎますよね。
繰り上げ繰り下げ
年金制度が改正されて、
繰り上げするべきか?
繰り下げするべきか?
なんて話題になってましたけれど…
この加給年金でもそれが関係して、
繰り上げても被保険者(義兄)が65歳になってからしか貰えず
繰り下げると繰り下げ中は貰えず
もしその間に配偶者(姉)が65歳を超えると貰えない。
なので老齢基礎年金だけを繰り下げるほうがいい場合も…
なんてことも調べたんですが、説明するのも難しく😅
あとは年金事務所で聞いてもらうようにしました。
難しすぎる…
もう年金制度は調べれば調べるほど難しすぎて闇が深い。
年金額が増えても他の税金が増えたりすることもありますし…
よくわからず手続きしたけれど
あ〜損したなー
ってこともあるかもしれません。
もっと簡単でわかりやすいようにして欲しいですよね。
それとできれば
自営業妻にもなにか優しい制度をお願いします。😊
(上記の説明も年金制度の改正があると金額も変わりますし、人によって様々なケースがあるので説明が不足しています。詳しいことは年金事務所に聞いて下さいね。)