THE DAYS 改めて知り得たこと


 

THE DAYS NETFLIX配信

先日 ある番組で役所広司さんが

『THE DAYS』は

地上波ではできないような内容 

配信ドラマには自由がある


と言うようなことをおっしゃられていたので

見てみました。

福島第一原発事故

福島第一原発事故を3つの視点で捉えた重層的なドラマ。

役所さんは吉田所長を演じられています。


もう12年も経ったのですね。

映像を見ればすぐにあの時を思い出しますし


総理が何をしたのかも思い出して

見ていてもイライラします。


総理は小日向文世さんが演じられていますが

ほんとに演技が上手い。


アメリカにあのようなお願いをしたのかどうか

わかりませんがホントだとすれば恥ずかしい。


どうぞ避難してください

くれぐれも気をつけてお帰りください

と言うのが普通だと思いますけどね−


まぁ本当のところはどうなんでしょう?

現場の方へ感謝


様々な葛藤と責任感と使命感

静かな怒りと決意

たくさんの現場の方の命をかけた行動で日本が守られました。


本当に感謝しかないです。


現場が一番わかっているのに

安全なモニター越しに

やいのやいのと引っ掻き回すだけの官邸や本店。


テレビでは不確かなワイドショーの情報が垂れ流され

ネットではさも見てきたかのような噂が書き込まれる。


そんな中

ぶれずに現場の判断を貫いていただいて本当に感謝です。

偶然に 神が来た


ドラマを見終わってから『吉田調書』(朝日新聞)なるものを

読んでみました。


全く知らなかったのですが


なんと 

あの燃料プールに水があったのは偶然で

工事が伸びて

たまたま燃料プールの横に水が残っていた。


おそらく爆発の影響でプールに水が流れ込んだ。


本当は計画通り終わっていれば燃料プールには水がなくなり

燃料火災で放射性物質が放出し

日本の大半は住めなくなるおそれがあった。


と書いていてもうびっくりです。


確かに自衛隊ヘリからプールに水があるという映像は

テレビで見ましたが

そんな偶然なことだったとは。


アメリカもあの燃料プールには水が無いだろうと思っていたらしいので


ほんとに

神が来た

という感じだったんですね。

いまだわからないことが多い



最後

原因がわからないまま暴走は静かに止まったと

ナレーションにはありました。


わからないことをわからないと伝えてくれるのも

いい脚本だと思いました。


あの時のことを忘れないように

そして改めて知れてよかったです。