妄想考察:「Tシャツが乾くまで」 共感よりも恐怖 フィルターははずさないと

 

Tシャツが乾くまで

とうとう終わりましたね。

蒼井優さん

松山ケンイチさん

中島歩さん

の演技が素晴らしすぎて、

すっかり引き込まれてしまいました。


ネット上では、

「なんだかわかんないけど 

この結末よかったね〜」

「名前のない関係って居心地よさそうー」

「おしゃれなセリフだねー」

なんて共感の嵐が吹いてますが…

フィルターはずしてみると

思い出してください。

脚本の生方さんは

フィルターをかけて見てください。と…


共感しなくていい…と

おっしゃっていました。


私も、途中までは共感できるところもあったんです。


でも8話すぎぐらいから違うテイストに…

これはフィルターをはずせということ?


皆さんも、はずしてみてください。

結構、怖いお話でした。

結婚離婚4回 


咲子は

結婚離婚を4回繰り返していたことを告白します。


普通の人が結婚離婚4回となれば「なにか名前を変えたい事情でも?」

と疑ってしまうような回数です。


蒼井優さんのキャラクターだからこそ、

「なにか深い事情があったのね」

「きっと相手が悪かったのかな」と受け入れてしまっていますが、


客観的に見ればかなり特殊な人物像ですし、

話の空気感もここからガラリと変わりました。

別の意図があったとすれば


咲子は、「家族さえ作れば自分は幸せになれる」という妄想を抱いて、

自分が決めた目的のためには手段を選びません。


自分からナンパして結婚し、嫌になれば相手から離婚を告げさせる。

充の時も自分から声をかけてました。


ですが、これに別の意図があったとしたらどうでしょう?

たとえば、財産分与を繰り返し、そのお金であの家を買ったのだとしたら…?

次は疑似育児


とにかく自分の「幸せ」のために邁進する咲子は、

充の失踪を機に

今度は樹生という次のターゲットを見つけました。


充はもうお払い箱です。

充も居心地よいけれど

樹生には違う魅力がありました。


それは翔くんという子供の存在です。

翔くんの入学準備で

勝手に学校に持っていく袋を作っていましたよね。


これがこのドラマでの一番のドン引きポイントでした。

あからさまな

「育児の疑似体験」。

あーこれがしたかったのか。

強引に離婚届を書かせる


今度こそ、本当に家族の疑似体験ができるからこそ、

充とは早く別れたい。

そのため、半ば強引に離婚届を書かせていました。


嫌だという充を「あなたも自由になれるよ。」

「楽な関係になるためだよ。」と半ば洗脳?に近い説得に

充は渋々書いてましたが、ここも恐怖でしたね。



でも、これにはオチがあって

松山ケンイチさんがXで

「充のことだから(離婚届を出しに)役所には行っていない。ヤバい奴です。」

とつぶやかれていましたね。

充、グッジョブです。


樹生と婚姻届出すときに発覚するでしょうね。

咲子の舌打ちが聞こえてきそうです。

蒼井優フィルター


「結婚をすれば幸せになれる」と言う妄想で

この20年間生きてきた咲子が


今度は「母親の代わり」ができることに幸せを感じたとしたら。

なりふり構わず掴みに行くのではないでしょうか。



蒼井優さんが醸し出す雰囲気。

誠実そうで一生懸命で明るくて

そんな暗部があると露ほども感じさせません。


でも…もし、チョット悪女の雰囲気がある別の方が演じていたとしたら?

きっとまた違った感想を視聴者は持ったはずです。

蒼井優フィルターは高性能なので外さないと(笑)。

二人の男性を弄ぶ


ラストシーンでは洗濯物がよく乾くような

爽やかな風が吹いてましたが、

あの干されていたTシャツは樹生のものだという考察もあります。


「喫茶ひこうき」にかかってきた電話は充からでしょうし、

樹生もそれに勘づいていました。


二人の男性を弄びながら

自分の幸せを追求していく。

いますよね。こういう人。


そんな咲子の本性について、「うっすら感じ悪い」と

樹生も感じてはいるようですが…大丈夫でしょうか。

翔くんだけは守りたい


なんとか翔くんだけは守りたいところです。

もし大きくなった翔くんが

咲子に懐かなかったら?

咲子が疑似育児に飽きたら?

充や樹生に他に好きな女性ができたら?


考えれば考えるほど怖い…。

という、私の妄想でした(笑)